リズム感の良さは必ずしも運動神経の良さとは比例していないかもしれない。と思う1日だった。
子供のバスケの練習の一環でリズムダンストレーニングってやつをやったんだけど、保護者も参加していいイベントだったから意気揚々と参加。私は運動経験は全くないけど高校の時に吹奏楽部だったしリズム感だけなら何とかなるかなと思ってさ。運動部の子を育てる親ってのは結構ノリがいい親が多くて、ほとんどの保護者が参加しててやりやすかった。
スポーツにおけるリズム感の大切さってのはやっぱりあって、自分自身のリズムを掴むこと、チームメイトと呼吸を合わせること、指導者さんの指示を適切なタイミングで聞き取り実践すること。何事もテンポ良くいくようにしなきゃいけないと思うんよね。教えにきてくれたインストラクターの方もそのように言ってた。あと、教えてくれてる動きを見て覚える入力と、そのあとに自分で実践する出力と色々脳も体もフルに使ってできて、とっても有意義な時間になったんじゃないかな!
音楽がかかることで強制的に脳をそのモードに切り替えることができるのもいいことだと思う。アップの時とかに取り入れて行ったら良さそう。試合前の外アップの時、盛り下がりがちだから音楽に合わせてリズムジャンプして気分を盛り上げていくのもいいんじゃないかな。
と、ここまでは受け売りだのの話で。私は運動神経は皆無ってほどではないけど5段階評価でいったら3くらいってとこ。子供と一緒に列に並んでジャンプするんだけど、リズム感はまあ、拍を取ってその通りに手を叩くとかはできるので何とかなるやろうと思ってた。保護者さんの中にはもちろんバスケの経験者がいて、ゴリッゴリに強い学校で青春捧げてきたレベルの方もちらほらいる。その人たちと一緒にやるのは気が引けたけど、バスケをするわけじゃないし!醜態晒しても運動部じゃないから仕方ないよね!と腹を括ってやってみた。
結果。
なんとリズム感だけで言ったら私の方ができてた!
というか経験者お母さんたちが結構わかんなくなって間違えまくってたの。
右手を挙げたときは左手でジャンプするとか音楽に乗るとかね。なあんだ!できるじゃーん!私そこそこイケてるジャーン!と楽しくなったよ。とにかくずっとジャンプしてるから疲れは半端ないし、ジャンプすることで心配になるあれこれもあるけど言われた動きはそれなりにできてて自信を持った。
で、楽しかったねー!で家に帰って今日録画されてた分を見返したら私の自信は打ち砕かれ、羞恥心だけ残ったよ。
ダサい。とにかくダサいの。動きが。手足の角度、顔、姿勢。
まあ確かに拍の通りに跳べてはおる。みんなと同じ動きはできとる。
でもねー失敗してた経験者のお母さんの方がはるかにカッコ良かった。
結局私の方が間違ってるように見える不思議。トータルのバランスもあるもんね。
私は何かのバランスが悪かったんでしょう。
リズム感と運動神経の良さはイコールではないけど、結局運動神経がいいやつがモテるのさ。
今日分かったことはそれだけ。
あともう一つ。子供たちはあんな暑い体育館で練習してるのね。
ちょっと優しくしよう。と心に沁みてきた。